電車内、スマホでゲームですか？～隙間時間の活用で今日からあなたも成果を上げるプロフェッショナルに～

2015/07/01

電車内、スマホでゲームですか？～隙間時間の活用で今日からあなたも成果を上げるプロフェッショナルに～

ドラッカーに学ぶ、成果を上げるための価値観～働くことの意味が変わった～

「知識労働者を直接あるいは細かく監督することはできない。彼らには助力を与えることができるだけである。知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。」（P.F.ドラッカー『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳、ダイヤモンド社、2000年、67頁）

日本国内のスマホ保有率は10代～30代を中心に、全体の6割以上を占め、ネット利用状況をみても「自宅のパソコン（58.4％）」に次いで「スマートフォン（42.4％）」が利用されていることが分かっています（総務省平成26年版情報通信白書の発表より）。

ビジネスパーソンの生活においても、通勤や移動の電車内でのアイテムとしてスマートフォンは欠かせないことは確かです。かつての電車内は、新聞や本、雑誌、漫画雑誌を読む人が圧倒的でした。新聞やビジネス雑誌を読んでいる人の方が読んでいない人よりも年収が高いという調査結果もあったほどです。

では、日々増えていく日本国内のスマホユーザーは電車内でどんなことに利用しているのでしょうか？

ニュースサイトのチェック、ゲームで楽しむ、メールやSNSで友人と交流や情報収集、音楽を聴いてリラックス、ネットショッピング、動画を視聴・・・

ある男子高校生は都内にある国立の高校に通いながら、隣県のサッカーチームに所属し、週6日の練習に参加していました。そんな彼は学校の提出物もきちんとこなし、成績を落とすことなく国立大学に合格します。毎晩23時を過ぎて帰宅する生活の中で、いつ勉強をしているのか担任に訊ねられると「電車の中です」との答えが返ってきたといいます。

ちょっとした電車の中でも何をするのか、どのように時間を使うのか、そこに価値観が表れます。日常に忙殺されていては、残念ながら新しい発想も成果も生まれません。あなたの隙間時間を充実させ、自らを成長させるのは自分自身でしかありません。

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[文責：株式会社コトラ　内田朋子]