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今、あなたの目の前にある仕事を見直してみよう~手に余るほどの業務は質を落としかねない

 

ドラッカーに学ぶ、成果を上げるための価値観~働くことの意味が変わった~

 

ドラッカーの書籍の中に以下のような文章があります。

 

「手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は、仕事を定義しなおすことである。特に、行う必要のない仕事をやめることである。」(P.F.ドラッカー『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳、ダイヤモンド社、2000年、55頁)

 

ある部署で、日々の業務の改善を図る会議が行われた。
一つの稟議を通すのに多数の部署の確認と決済が必要で、提案から実施までの時間が掛かりすぎることが問題だった。arrows-709731_1280

Aさんは稟議の取り方のフォームとフローを新しく作り、周知徹底させることで決済の効率化を図ることを提案した。

Bさんは現在必要とされている決済者の数を少なくとも2人減らすことによる、決済の迅速化を提案した。

 

どちらが正しいかは状況次第だが、業務の改善には制度を改めることよりも時には業務そのものを見直したり、思い切って削ることで効率化が図れる場合もある。改善と改革の違いは、このあたりの思考スタイルにある。

 

自分の仕事の中でtrash-can-23640_1280

  1. 前任者がやっていたことなので、そのまま引き継いで行っている仕事がある。
  2. 他部署(たとえばニューヨーク本部)から言われた仕事なので、疑わずにやっている。
  3. どこで使われているかわからない資料だが、慣習として作成している報告書がある。

というようなことがあれば、一度、なぜ必要な仕事か考えてみたほうが良い。

 

常に仕事の本質を考え、限られた時間と人材を有効活用する手段を決めていかなければならないのが、ビジネスパーソンである。

何をするかを決めることに目を向けがちだが、何をしないかを決めるのが、プロフェッショナルがすべき本来の戦略である。

今、あなたの目の前にある仕事を見直してみよう。本当にその仕事は必要なのか。仕事が多すぎていないだろうか。手に余るほどの業務は質を落としかねない。

 

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[文責:株式会社コトラ 内田朋子]

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